現役ゴンゴン母さんと、卒会したお母さんたちからのメッセージです。


●ゴンゴンはもう1つの家族


ゴンゴンに三人の子どもたち(中2、小5、小2)がお世話になりましたが、現在もゴンゴンは大事な

居場所であり、もう1つの家族のような存在であり続けています。
ゴンゴンの一日はいつも季節と共にあり、五感をとぎすませてひたすら遊ぶ日々でした。

そんな子どもや保育スタッフの姿を見て、辛いとき笑顔になれたり疲れが取れたりしました。
今ではすっかり違和感なく小学校や中学校の時間割に沿って生活していますが、子ども時代にしっかり

満足いくまで遊びきったからこそ、学校生活を楽しめているのだと思います。
ゴンゴンで出会った家族もまた、私たちにとって宝物です。

同じ学区内のお友達も大切ですが、ゴンゴンで苦楽を共にした仲間は親子ともに素顔でいられる存在

です。
年に何回かは声をかけあって仲間でキャンプやスキーに行っていますが、子どもたちは久しぶりでも

すぐに年齢、性別に関わらず遊び出します。親も気づけば時間を忘れて語り合っています。

これは当たり前のようでなかなか難しいことなのではないでしょうか。

ゴンゴンの魔法だと思います。

目に見えないものをゴンゴンから沢山いただいたことに改めて気づき感謝です!

                                  (つくば市 卒会生の母)

 


子供のキラキラした笑顔

 

ゴンゴンの魅力は何といっても、年中外遊び!ちょっとの雨ならかっぱを着て雨の森をお散歩!

雨にも負けず風にも負けず、子供は元気いっぱいたくましく育ちます。

そして、子供の大好きな「水・土・火」を思う存分体験させてくれるところ!

水遊びに泥遊び、屋外での煮炊きと幼少期に必要な体験をさせてもらえるので親も子供も大満足です!

子供のキラキラした笑顔が見れてとても嬉しいです。

                                   (つくば市 年少児の母)

 


 ●ゴンゴンとの出逢いは生涯の宝物

 

初めての子育ては、親戚も友人もいないつくば市で。仕事もあって、誰にも頼れず、途方に暮れつつの

子育てでしたが、ゴンゴンに出逢って、毎日が劇的に変わりました。
子ども達は毎日とっても楽しそうでしたし、親である私にとっても素敵な仲間が出来ました。
ゴンゴンとの出逢いは生涯の宝物です。                 (つくば市 卒会生の母)

 


求めていたものは、ここにありました

 

 小学三年生(女の子)の母です。

 「子ども時代は、とことん遊びに夢中になるのが幸せだろう。ひいてはそれが人間性を育てるのであり、その後の人生に何があったとしても、それがきっと彼女を支えてくれるはずだ」と常々考えていたので、こども主体でひたすら遊ばせてくれるだけの園を探していました。別の言い方をすれば、「大人の思惑で子どもに何かをさせる」という生活を送らせたくなかったのです。こどもの時間を大人が邪魔しないことが大事だと思っていたからです。

  しかし、完全にこども主体で過ごせる場所は、なかなか見つかりませんでした。親の不安を払拭させるための「何か」がどこかに存在していました。

  さらに合唱や合奏、運動会のお遊戯も必要ないと考えていたので、園探しは非常に困難でした。

(ちなみにゴンゴンにも運動会はありますが、予想をはるか斜め上にいく面白い運動会で、もちろん
お遊戯はありません)

 

 最終的に、ゴンゴンが娘を受け入れてくれると分かったときには、本当にほっとしました。

  ところが、引っ越しと同時の転園でしたので、娘は少々ナーバスになりました。今考えれば、私も

自分のことで精いっぱいで、十分にケアしてあげることができていませんでした。このとき、スタッフが
丸ごと彼女を受け入れてくれ、私の予想をはるかに上回る長い時間をかけて辛抱強くかかわってくださり、娘はゆっくりと、ほかのこどもたちの輪の中に入っていきました。もう少し丁寧に説明すると、娘は最初からほかのみんなと遊ぶことはできたのですが、毎朝スタッフにずっとだっこしてもらい、満足したらみんなと遊ぶという朝の流れがありました。

 

 この少々長い助走期間を、どなたも温かく見守ってくださったことが、彼女の「丸ごと受け入れられる」体験となったと思います。この貴重な体験が、娘を大きくしてくれました。ここで拒否され、娘が
自分のケアしてもらいたい気持ちを我慢をしていたら、心の傷つき体験として残ってしまったと思います。そしてそれは、のちの成長過程で、どんな形で噴出したかわかりません。

 

 こうしたこどもを見守る視点をもった保育者がいるというのは、とても心強いですし、私たちは幸せでした。幼児期という「根っこ」を育てる時期に出会えてラッキーだったと思います。

  このような全人間的なかかわりは、一部の話ではなく毎日のことであり、保育者とのやりとりを経て、娘は、人懐っこくてよく笑う、思いやりのある子に育ってくれたと思います。また、まったく勉強せずにインターナショナルスクールに入学しましたが、十分に学校の勉強についていけています。ゴンゴンで

絵本をたくさん読んでもらったおかげで、読書も大好きになりました。

 

 そして、今でも外遊びが大好きです。すぐ裸足になりますし、冬でも薄着ですし、とても健康です。

 

 うちは少し遠い場所から通いましたので、通園時間が長いとか、毎日お弁当を作るとか、多少の負担はありましたが、それを上回る素敵な時間を過ごすことができたことに感謝しています。
                                   (土浦市 卒会生の母)

 


 

 ●子どもが主役。スタッフと保護者は子どもの応援団、サポーター、心の安定をつくる基地

 

 "森のようちえん"はどこも同じじゃない!

 一括りに"森のようちえん"といっても園の雰囲気、内容など園によってさまざま。

 いろんな園を見学して、体験して欲しいと思います。

 私も転勤族なので引っ越し先の自然保育の園をみてきました。

 ゴンゴンの良さはたくさんあるけど、その一つは、子どもが主役、子どもの目線を大切にして、

 名のない遊びを大切にするところ。

 日々の園の生活を大切に大事に過ごします。              (牛久市 卒会生の母)

 


●幼児期にしっかり向き合うことの大切さ

 

自然の中で思いっきり遊ばせてくれる、いい絵本を毎日たくさん読んでくれる・・・
ゴンゴンの好きなところは、たくさんありますが、一番素晴らしいと思うのは、こども一人一人の
その子らしさを大切にしてくれ、寄り添ってくれるところです。
娘は慎重で、馴染むのに時間のかかる子でしたが、保育者の方が、優しくそのままの娘を受け止めて
くださったおかげで、ゆっくり自信をつけて、今では、小学校でもたくさん友達を作って、
元気に楽しく通っています。
私も、保育者の方や先輩母さんに、子育てのことや楽しいことたくさん教えてもらい、子供とたくさん
正面から向き合ったことは、非常に貴重な経験で、この先こどもが大きくなって何かあっても、
なんとかなる、大丈夫!という自信になりました。
ゴンゴンで出会ったお母さんは、ママ友なんて言葉では表せない、いつまでも大切な友人です。
毎日異年齢の子が一緒になって自由に遊ぶゴンゴンの子供たちは、たくさんの大切なことを
学んでいます。画一的で一方的な一斉教育では、決して学べない大切なことを。
そして、自分が愛される存在であることをしっかり胸に刻んで、巣立っていきます。
子供たちにとっても、ゴンゴンの仲間は、心の友であり、ゴンゴンは安心できる居場所なんです。
 ゴンゴンと出会えたことに、親子共々、心から感謝するとともに、これからも、たくさんの家族が、
ゴンゴンと出会えることを願っています。               
                               (つくばみらい市 卒会生の母)